pH(ピーエイチ・ペーハー)と除菌の関係について

ドイツ語で「ペーハー」・英語で「ピーエイチ」と読む【pH】って? |
近頃では、飲料水や食品・シャンプーや入浴剤などでもお馴染になった【pH】。
小学校の理科の授業で、リトマス試験紙を使って色々な物のpHを測定したのを覚えていませんか?
【pH】とは、水素イオン指数又は水素イオン濃度指数のことで、物質の酸性・アルカリ性の度合いを示す数値です。0〜14の数値で、中間の pH=7付近が「中性」と呼ばれ、値が小さくなると酸性、値が大きくなるとアルカリ性とされています。酸性・アルカリ性は、水素イオンの濃度、どれだけの割合で水素イオンが含まれているかによって決まります。

「水」を例にとって説明しましょう。
ご存じの様に「水」は H2O という分子式で表されます。
そのほとんどが H2O という安定した分子構造で存在していますが、図の様にごく一部分「水素イオンH+」と「水酸化物イオンOH-」というイオンの形で存在しています。
|
この「水素イオンH+」と「水酸化物イオンOH-」とのバランスがpHを決定する要因なのです。「水素イオンH+」の方が多い場合は酸性、「水酸化物イオンOH-」の方が多い場合はアルカリ性となるわけです。
例えば pH7 とは、水溶液中の水酸化物イオン濃度が 10-7mol/ℓ、つまり水溶液 1 リットル中に0.0000001mol の水酸化物イオンが含まれています。 pH8 は 10-6mol/ℓ、pH12 は 10-2mol/ℓの水酸化物イオンが含まれています。
|
アルカリの場合、pH値が1大きくなると水酸化物イオンの数は10倍になり、pH値が2大きくなると水酸化物イオンの数は100倍になります。
アロマメーゼには、水道水(pH7)の10万倍水酸化物イオン(OH-)が含まれ、この多量の「水酸化物イオン(アルカリイオン)」が大切な働きを支えています。
《アロマメーゼといろいろなpH》

《アロマメーゼと細菌・ウイルス・カビの生育pH》

|
上図でお解り頂けます様に、主な細菌・ウイルス・カビはアロマメーゼの領域では、生息出来ないのです。つまり、除菌・抗ウイルスとしても作用します。
特に「防カビ」は、アロマミストやクリーナーにとって高く評価される機能です。 |
|